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2016年10月18日火曜日

アマゾンKDPのカテゴリ分類に注意!



アマゾンKDPによる電子出版は、良くできていると思います。

早朝と夜に時間を見つけて書いた原稿を、ストレスなく電子書籍化することができます。

しかし唯一、フラストレーションがたまるのが「カテゴリー選択」です。



今回の本は以下のような書籍を参考にしているため、同じカテゴリーに入れたいと思っていました。

[今回の参考図書]





KDPで出版するときはカテゴリ分類を2つ選べるのですが、参考図書の分類をヒントにしてもなんか違う体系になってます。

しかもこれが樹形図を堀り下げるような形でめんどくさいんですわ。検索していくつか候補を出すなんて当たり前の機能がありません。参考図書と一緒のカテゴリにしてほしいのに、そんな機能もないのです。

泣く泣く手作業でしらみ潰しにそれっぽいカテゴリを探し、ようやく下の二つを選び出しました。


1. Kindleストア > Kindle本 > 家族・血縁 > 結婚&長期の関係
2. Kindleストア > Kindle本 > 人文・思想 > 心理学




しかし審査を通って出版準備が整ったと思ったとき、カテゴリ分類はこうなっていたのです。

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Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア 有料タイトル - 1,266位 (Kindleストア 有料タイトルの売れ筋ランキングを見る)
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・・・・・・。




心霊ってなんだよ心霊って。

クリックしてみればわかりますが大変にスピリチュアルな世界です。

第一分類の民俗学ってのも、そんな高尚なもんじゃないってば。


俺の希望はどこ行っちゃったの?

マーケティング戦略上、大ダメージなんですけど。



良く見ると[参考図書]もかなりのベストセラーであるはずなのに、基礎医学だのバイオテクノロジーだのピント外れな分類をされています。

売上ランキングで使っている分類テーブルをそのまま使えばいいのに、どういう仕組みなんでしょうね。

まさか人間が判断してるってことはないと思うのですが。



そこで自分でカテゴリ変更を試みたところ、ステータスが「出版準備中」に変わりました。

ひょっとすると予約受付が止まってしまったかもしれません。

どのみちこのシステムだと希望を出してもその通りにならないのですから、試行錯誤する時間がもったいないことに後で気付きました。



しょうがないので少し調べて、ヘルプサービスからカテゴリ変更のお願いメールを出しておきました。

親切な返事を解読すると、以下のような感じ。


  • 出版手続きのときに自分でカテゴリ登録してね(これはみんなやってると思います)
     
  • だけど、あなたが選んだカテゴリーと参照カテゴリー(?)は1対1対応じゃないからね
     
  • おかしな分類してたらゴメン。ご不満ならメールくれたら対応するよ
     
  • そのときはKindle本ページ外面左側の「カテゴリー」から選んでね。
     
  • 今回選んだ「家族・血縁 > 結婚&長期の関係」ってのもウェブサイトの参照カテゴリーにはないので、登録可能なカテゴリを選び直して


私は以下のような内容を、オブラートに包んで回答しました。


  • 自分が選んだカテゴリに対応するものがなく見当違いの分類をされるなら、出版手続きの段階で苦労してカテゴリを探すのは無駄ということですか
     
  • 最初から参照カテゴリー」から選ばせるようにして、検索機能や他書参照機能を付けておけばいいんじゃないですか
     
  • メールによるカテゴリ変更は出版してからですか。予約段階では受けてもらえないのですか
     
  • アマゾンさんらしくない非効率なシステムなので、ぜひ改良をお願いします



さて、どうなりますかね。

いつも効率的な仕組みで惚れ惚れさせてくれるアマゾンさんだけに、今回のカテゴリ分類システムには非常に驚きました。

世界中のKDPユーザーのために改善を期待したいところです。







こんなシステムを作ったやつは誰だあっ!!!

 by 海原雄山




    _ □□    _      ___、、、
  //_   [][]//   ,,-―''':::::::::::::::ヽヾヽ':::::/、
//  \\  //  /::::::::::::::::::::::::::::::i l | l i:::::::ミ
 ̄      ̄   ̄/ /:::::::::,,,-‐,/i/`''' ̄ ̄ ̄ `i::;|
―`―--^--、__   /:::::::::=ソ   / ヽ、 /   ,,|/
/f ),fヽ,-、     ノ  | 三 i <ニ`-, ノ /、-ニニ' 」')
  i'/ /^~i f-iノ   |三 彡 t ̄ 。` ソ ハ_゙'、 ̄。,フ | )
,,,     l'ノ j    ノ::i⌒ヽ;;|   ̄ ̄ / _ヽ、 ̄  ゙i )
  ` '' -  /    ノ::| ヽミ   `_,(_  i\_  `i ヽ、 ∧ ∧ ∧ ∧
     ///  |:::| ( ミ   / __ニ'__`i |  Y  Y Y Y Y
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2016年10月16日日曜日

第8章第4節 男を怒らせる行動ベスト10



さて、これまでに挙げた「男を怒らせる行動」を列挙してみましょう。


(中略)


これらについて、なぜ彼が怒ったのかその原因を考えます。たとえばショッピングに付き合わされることに怒るのは、認知資源や時間の浪費だと感じるからです。
一方、「繰り返し軽んじて馬鹿にする」は、資源の浪費を怒っているわけではありません。「どうでも良いことに使われる」のであれば資源の浪費をも含んでいるのですが、そうなる前にもっと深いところで修復不能なほど関係が悪化します。

そこで彼が怒っている根源的な理由には「資源の浪費」とさらに深い「尊厳の否定」があるとして、先ほどの行動を整理してみます。
(以下略)




第7章第4節 男脳は「精神的居眠り」をする



ある研究では女脳が常に休みなく活動しているのに対し、男脳は「精神的居眠り」状態になることがあるのだそうです。
これは「何を見聞きしても全く頭に入ってこない状態」で、たとえばテレビを見ていても内容を全く覚えていないということです。この能力は男が危険を察知するために備わったと言われています。
私はこれを聞いて驚きました。
そんなの当たり前やん。
しかしまさか、女は起きている間に「頭が空白になる時間帯」がないってことか?
男の立場からは、そちらのほうがショックでした。

だとすると母親が男の子に休憩を取らせないことも納得できます。
男の働き方は「ガーッと集中して終わらせて、ボーッと休む」の繰り返しです。一定のペースで休みなく働くことは得意ではありません。退屈するといつの間にか「精神的居眠り」を始めてしまい、次の変化に備えます。PCがフル稼働したり、スリープ状態に入ったりするようなものです。

なので母親が男の子の勉強を見ると、休みを入れることなく次々に課題を「乗せて」来るように思えます。

(以下略)



第6章第8節 彼女と口喧嘩はしない。なぜならば




(略)

これらの説明は間違ってはいません。女と口喧嘩なんかしたら、男は「1日に使う会話リソース」の上限にすぐ達してしまいます。物量5倍以上の敵に正面から撃ち合いを挑むようなもので、途中からは一方的に虐殺される結果になります。
特に一日の終わり近くにそれが起きると悲惨です。男が持つ1日の会話資源を仮に20とすると、たとえば18使ってしまって2しか残っていない状態です。一方で女が持つ1日の会話資源が100とすると、それまで仮に男の3倍(18×3=54)しゃべっていたとしてもまだ46残っています。246という絶望的な戦力差の中で、男は「言葉の弾丸」を体中に浴びて死んでゆくのです。

彼が一生懸命に頭の中で反論を考えても、それを口に出すころには話題は変わっています。関係ない話を持ち出したり、終わった話を蒸し返したり、自分の言葉でさらに興奮したり、矛盾したことでも平気でまくしたる彼女もいます。これは話し合いとは呼べません。
(以下略)



第5章第3節 女の買い物は「迷うことを楽しむ」ショッピング





それに対し、女の買い物は奔放です。まるで「迷うことを楽しみながら時間を浪費している」ように見えます。買うものが決まっていないのに「買い物に出かける」こともあります。その場で見て店員に聞いて決めれば良いと思っています。行動を見ていると、そもそも買いたいのかどうかすら怪しく思えます。
男はそれを見て

「何をしているんだああ!急げよおおお!備品が揃わないイイヒイイイイイイイ!村が全滅するぞおおおお!!!」

と最初は焦ります。
しかし女がのんびり買い物をしたり、関係ないものを見始めたり、「おなかすいた」と言い始めるのを見て彼は愕然とします。「ひょっとして買う気ない?」「いろいろ準備して時間内にタスクを全部こなそうと急いでるの俺だけ?」と気付きます。
そう、彼女はおしゃべりしながらあれこれ迷うことを楽しむ「ショッピング」をしていたのです。
チーン! 彼の「調達部隊ごっこ」は終了しました。


彼はそれ以降、彼女と一緒に行動していても別のことを考えて気を紛らわすようにします。彼女のショッピングを見ているだけでイライラするからです。サボタージュ戦術です。すると今度は彼女のほうが怒り出し、対立が先鋭化します。
(以下略)




第4章第3節 認められていれば貧乏にも孤独にも耐えられる



(略)
承認欲求が満たされないと、男はむなしさに襲われます。職場と家庭、どちらかで認められていれば大丈夫です。しかし両方において「繰り返し軽んじられ、馬鹿にされる環境」にあると男は心を病んだり、失踪したり、自殺したりします。行き場のない攻撃性が自分に向いてしまうのです。
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「この無能が!おまえそれでも営業部長か!」
「社長、申し訳ありません。」
「ノルマを果たせなければクビだぞ!クビ!代わりはいくらでもいるんだからな!」
部長は肩を落とし、帰路についた。
チェッ、そもそも会社が傾いたのは社長の判断ミスじゃないか。開発が遅れてライバルに先を越されるし、経理部長がすぐ辞めるから俺はそっちも見なきゃならないし。だいたい社長が遊ぶカネを給料に回していれば、若手が大量に辞めることもなかった。それを俺のせいにしやがって。しかしクビになってしまうのは仕方ないにしても、家族を路頭に迷わせるわけには行かないんだよなあ。
やっとのことで家に帰ると、奥様が玄関で待ち構えていた。
「あなた、今月の給料はまだですの?」
「ああ、遅れて申し訳ない。取引先からの振り込みがまだなんだ」
「このままだと困ります。子供の教育費が払えないですわ」
「わかってるよ」
「しっかりしてくださいな。我が家の大黒柱なんですから」
部長は疲れた体をベッドに横たえながら考えます。
どいつもこいつもカネ・カネ・カネ。俺だけに仕事や責任を押し付けて、カネだけむしり取って行きやがる。俺の稼ぎで食っているくせに、無能だの役立たずだの馬鹿にしやがって。こいつらのために働くのも、何だかアホらしくなってきた…」
次の朝、部長はいつものように家を出ました。
しかし会社から電話があって、出社していないが何かあったのかとのこと。
夕方には警察から電話があり、雑木林で首を吊った部長が発見されました。
ポケットには遺書があり、こう書いてあったそうです。
「私はもう疲れました。死亡保険金が入るので、それで最後の義務を果たしたことにしてください」

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(以下略)



第4章第3節 誰もが納得する方法




たとえば学校の体育祭で、リレーの選手を決めるとしましょう。近年では進学のとき内申書のアピールポイントになるからと、子供をリレーに出したがる親が増えているそうです。あるいは「スポーツが苦手な我が子に誇りを持たせるため」に、先生に掛け合ってねじ込んでくる親もいるそうです。
親から「絶対引き下がるなよ」と釘を刺されていたりなんかすると、生徒同士の話し合いではなかなか決まりません。投票だの、じゃんけんだの、くじ引きだの、当事者同士の話し合いだの、解決法が提案されます。しかしいずれの方法も、不満を持つ人だらけになるでしょう。

そんなとき、男社会は簡単です
「実際に競争して、速いやつが出ればいいじゃん!」
なんともシンプルな解決法です。これなら一部の人以外、みな納得するはずです。負けた人は残念ですが、気持ちを切り替えてもらって別の種目で活躍するよう励まします。

この方法で納得しない男は少ないでしょう。なぜなら投票だの、じゃんけんだの、くじ引きだの、当事者同士の話し合いだのは、「リレーで勝つ」という目的を忘れたバカな決め方だからです。リレー選手という名誉職を巡って行われる、権力争いや談合を「くだらない」と軽蔑しています。そんなことでチームが負けるほうが、ずっとずっとムカつくのです。
(以下略)




第3章第4節 認知資源の浪費が危険な理由




その日の分の認知資源を使い切ってしまうと、考えたり話したりすることが億劫になります。的確な判断ができなくなるので、そんな状態のときに重要な決定をすることは避けなくてはなりません。
たとえばある社長が重要な決定(たとえば新規事業・買収・売却・人員削減)を行う直前に、クリスマスパーティに出す食事と飲み物のメニューを考えるべきでしょうか。あるいはヒヨコ1万匹の雄と雌を判断させるべきでしょうか。誰もそんなことは期待していませんし、頼むことはありません。

通常の会社では社長が正しい判断ができるように、周囲の人々がフォローして認知資源を無駄遣いさせないようにしています。秘書室や企画室と呼ばれる部署は、そういった役割を負っているのです。クリスマスパーティの食事がおいしくても、ヒヨコ1万匹の雄と雌を正確に見分けても、社長が判断を間違えると会社が潰れてしまうからです。
(以下略)



第2章第3節 集中を乱されると脳が「脱線事故」を起こす






男は一般的に「解決脳」優位ですが、自分ではその働きを自覚していません。
だから何かに集中しているときに気をそらされることを極度に嫌がります。
高速道路の合流で緊張しているときや、読書・プログラミングの最中に話しかけられるとイライラします。釘を打つ瞬間に話しかけられたら、手にしたハンマーを投げつけたくなります。集中を乱されると、それほどストレスがかかるのです。
しかし女のほうは同じことをやられても、男ほどイライラしないように見えます。もちろん男のほうがそもそも話しかけないとか、話しかけるタイミングに気をつかっているなどの理由もあると思います。しかしヤバいタイミングでうっかり話しかけてしまっても、女のほうはちゃんと対応してまたすぐ作業に戻れるように見えるのです。
会話も同じです。男は話の途中で関係ない話題に「飛ばされる」と、すぐに対応できません。「前の会話はどういう結論で終わったんだ?」「今の話題はそれと何の関係があるのだ?」と頭の中が大混乱します。その疑問を口にすると「やあねえ、その話題はとっくに終わったわよ」と笑われます。そのまま話題がどんどん変わってしまうこともあれば、突然に戻ることもあります。何の合図もなくランダムに車線変更する車の後を追っているようで、とてもついて行けないのです。

これはおそらく、男脳は「ちょっと脱線してすぐ戻る」ことができないことが原因ではないでしょうか。システム的に表現すると「タスクを切り替えるコストが膨大」なのです。
(以下略)


まえがき:男が怒る理由は2つしかない




なぜ男は「そんなこと」で怒るのか?
あなたが相手を怒らせて当然のことをしてしまったなら仕方がありません。あるいはもともと怒りっぽい男もいるでしょう。
しかし基本的に優しい性格の彼が、急に怒り出して怒鳴りつけることがあります。あるいは優しい夫が子供に冷たく当たったり、妻との会話を避けたりします。まったく不思議なことです。
彼女は彼の機嫌を直そうと必死に話しかけたり、どこかに連れ出そうとします。しかしほとんどの場合それは逆効果なのです。彼はますます不機嫌になり、ついにはどこかへ去ってしまいます。これはいったい、何が原因なのでしょうか。
「女心を射止める方法」「ペットと幸せに暮らす方法」などの本は多いですが、「男の習性を知って一緒に暮らす方法」について考察したものはそれに比べるとずっと少ない気がします。男のトリセツ(取り扱い説明書)のようなものはありますが、どうも表面的なマニュアルに感じられるのです。特に「怒りを鎮める方法」については、ピント外れで逆効果な助言が多いと思います。

# そんなことに怒ってるんじゃねえんだよ!!!!

と言いたくなるのです。

しかしご安心ください。
  • ほとんどの男は、自分がムカついた理由を自分でもわかっていません
  • なぜなら男は怒ると言葉を失い、感情を言語化することが難しくなるからです
  • 怒りが収まった後も、なぜ自分が怒ったかを説明して共感を得ようだなんて「男らしくないこと」はしません
  • こうして男は怒りの根本原因に向き合うことがないまま、ストレスを溜めて行きます

つまり本人すら怒りの原因を理解していないのですから、あなたが知らなくても当然なのです。

ほとんどの男は頭の中に「無意識に動き出す問題解決エンジン」を搭載しています。たとえ彼女にとって「ただ言ってみただけ」の会話でも、その中から解決策を見つけたり実現性を探ろうとする習性があるのです。そして幸か不幸か、その習性を持たない人がいるとは夢にも思っていません。だから「問題解決に向かわない人」「問題を切り分けようとしない人」「関係ない話を始める人」「話題をコロコロ変える人」などに対し、無性にイライラするのです。
しかも男は一度にひとつのことしかできません。集中を乱されると頭の中は高速列車が脱線事故を起こしたような状態になります。「ちょっと寄り道してすぐ戻る」ことができないため、気が散るような行動をされるのが大嫌いなのです。
なお悪いことに、彼の「会話資源」は彼女の5分の1ほどしかありません。話を聞いているだけでその日の「認知資源」を使い果たしてしまい、すべてにおいてやる気をなくしたり信じられないミスをするようになります。だから男は普段から会話や話題を制限し、時には「精神的居眠り」をすることによって判断力が鈍らないようにしているのです。

そんな男たちの習性から考えると、彼らが怒る理由はたった2つしかありません。それは「資源の浪費」と「尊厳の否定」です。
男がいま「重要だと考えている問題の解決」を邪魔されたり、「貴重だと考えている時間・認知資源・会話資源」などを無駄遣いされると、怒りの感情が湧いてきます。男の行動は資源獲得に向かっているため、そのための時間や労力を浪費されると不快になるのです。
そして男が持つ負の感情には「怒り」と「恨み」があります。
それでも「怒り」のほうはまだ一時的で、関係は修復可能です。しかし男を何度も怒らせたり、繰り返し馬鹿にしていると、「尊厳の否定」をしたことになります。これは修復不能な「恨み」という感情として蓄積します。これはたとえ自分が損をしても、相手には得をさせないという強い負の感情です。
男は貧乏にも孤独にも耐えられますが、繰り返し馬鹿にされ軽んじられることには耐えられません。「男は一番を目指し、女は平均を目指す」の言葉通り、太古の昔から獲得された習性なのですぐに変わるものではないのです。

ところであなた。ひょっとして無意識のうちに彼を軽んじ、馬鹿にする行動を繰り返していませんか?
あなたにその気がなくても、彼は侮辱されたと感じているかもしれません。
優しい人なのにあなたを怒鳴りつけたり、子供に冷たく当たったり、会話を避けるのも、きっと理由があってのことなのです。
男の感情をないがしろにすると、あなたの人生はとんでもなく不幸になります。彼は無関心になったり、攻撃的になったり、突然消えたりします。どんなに謝っても利益を与えても元には戻りません。男は局面に応じていろんな人と仲間になったり敵になったりしますが、「自分を繰り返し馬鹿にした人間」は一生の敵なのです。

しかしこの本を読んでちょっとした気配りをするだけで、周囲の男があなたを見る目はガラリと変わるでしょう。彼はあなたのことを尊重し、頼もしい味方になってくれるはずです。カネも時間もかかりません。ただその男の存在や役割を認めて、ねぎらうだけで良いのです。
「なぜ男はそんなことで怒るのか」
「どんなときに何をやってはいけないのか」

男の習性を学び、付き合い方のコツを覚えて、幸せな人間関係を作ってください。





第1章第3節 「男を立てる」は古臭いか





本書では男の思考回路やプロトコルを解説し、なぜ彼が(あるいは自分が)怒るのかを明らかにします。
今の時代には「女性の気持ちを尊重しなさい」と言います。しかし「男を立ててあげなさい」と言うと、「古臭い」「時代遅れ」「男尊女卑」と攻撃されます。
両方とも「性別の違いを考慮しながら人間として尊重してあげなさい」と言っているだけなのに、ただの男に対してはそれが認められなくなってしまいました。
あるいは「男の尊厳」「男のプライド」「男のメンツ」「男の沽券(こけん)」などもそうです。
くだらない、と思うかもしれません。
「人間の尊厳」「職人のプライド」「部長のメンツ」「親分の沽券(こけん)」は尊重されても、「ただの男」であればそんなものは要らないと思われるようになったのです。

「男を立てる」ことに抵抗があるなら、「男を飼いならす」と言い換えてみましょう。
犬を飼うときには誰でも、その性質について勉強します。何をすれば怒るとか、どこを触ると喜ぶとか、タマネギやチョコを食わせてはいけないとかです。
それを知らずに犬を飼った場合、失敗続きになることは確実です。犬はイライラして不健康になり、しまいには飼い主であるあなたに噛みついてくるかもしれません。それを「このバカ犬が!」「別の犬にすれば良かった」で片づけて良いものでしょうか。
その人はきっと次の犬もイライラさせ、不健康にさせ、また噛みつかれることでしょう。失敗を何度も繰り返したあげく「やっぱり犬はダメな生き物だ」という結論に至ったとしたら、あなたにとっても犬にとっても不幸としか言いようがありません。


昔から日本の女は男をうまくコントロールしていました。立てられているのは男ですが、立てていたのは女だったのです。単に「おだてて働かせる」という意味ではありません。男がやる気を出して働く環境をサポートし、立身出世をプロデュースする立場でした。しかしそのノウハウを「古臭い」「時代遅れ」「男尊女卑」と捨ててしまったために、男の習性を理解してうまく使える女が減ってしまったのです。

(以下略)



電子書籍出版のお知らせ :なぜ男は「そんなこと」で怒るのか 内容と目次を一部お見せします


2016年10月24日(月)。アマゾンKindleにて発売!

なぜ男は「そんなこと」で怒るのか: 解決脳と認知資源 - 男が怒る理由は2つしかない



 



男が怒る理由は2つしかない!? 

女の買い物や会話に対し、男がイライラするのはなぜか。それは「自動化された問題解決システム」と「資源獲得競争」にあった! 「女の共感脳、男の解決脳」と言われるが、一度にひとつのことしか考えられない男脳はオーバーフローや資源浪費の兆候を察知して怒り出す仕組みになっている。男たちが自分でも気づいていない心理メカニズムを解明し、「なぜ怒るのか」「何をやってはいけないか」「どうすれば機嫌が直るのか」のコツを伝授する。恋人の、夫婦の、家族の、そして男同士の豊かな関係を作りたい人々待望の「男のトリセツ」決定版!



[目次]

なぜ男は「そんなこと」で怒るのか
解決脳と認知資源 - 男が怒る理由は2つしかない

まえがき:男が怒る理由は2つしかない

第1章 男脳は問題解決マシン

第1節 車のエンジンがかからないの…
第2節 習性が全く違う男脳と女脳
第3節 「男を立てる」は古臭いか
第4節 解決脳と共感脳
第5節 モノトラックとマルチトラック
第6節 男脳と女脳のまとめ

第2章 すべては資源獲得のために

第1節 子供の頃から「戦い」と「メカ」が大好き
第2節 無意識に動き出す「問題解決エンジン」
第3節 集中を乱されると脳が「脱線事故」を起こす
第4節 達成感を味わうために
第5節 男の話題は「たったこれだけ」
第6節 男の行動は資源獲得のため

第3章 「脳内資源」の浪費に敏感な男脳

第1節 認知資源とは
第2節 マルチタスクの弊害
第3節 時間資源の活用法
第4節 認知資源の浪費が危険な理由
第5節 重要性と緊急性
第6節 細かすぎる男は出世できない

第4章 男には承認とねぎらいが必要だ

第1節 マンモス狩りの現場にて
第2節 男社会は役割分担
第3節 誰もが納得する方法
第4節 最高の瞬間、「勝利の後の宴」
第5節 男を褒めるコツ
第6節 チームが崩壊する理由
第7節 認められていれば貧乏にも孤独にも耐えられる
第8節 子供のいじめ・自殺は大人の責任
第9節 生産性を高め人間を救う「移籍」

第5章 「女の買い物」は男にとって地獄

第1節 結論に影響ない質問するなよ
第2節 男の買い物は「調達部隊ごっこ」
第3節 女の買い物は「迷うことを楽しむ」ショッピング
第4節 予定を勝手に差し込むな
第5節 えっ、また戻るの?
第6節 一緒に買い物に行くときは

第6章 男を参らせるこの行動

第1節 会話の意図が謎なんだけど
第2節 せっかく集中してるのに
第3節 おしゃべりなら俺は居なくていいよね
第4節 「さあやるぞ」って、そのときに
第5節 もしかして、ただ言ってみただけ?
第6節 そこで仕事を乗せないで
第7節 それって提案じゃなくて命令だよね
第8節 彼女と口喧嘩はしない。なぜならば
第9節 わかってないのに謝られても
第10節 もうこれ以上、からむなよ
第11節 しばらく放っておいてくれないかな

第7章 男の子の「やる気」を引き出す方法

第1節 男の子はすでに「男」である
第2節 目の前のタスクに集中させる
第3節 最初は「役割分担」して遊ぶ
第4節 男脳は「精神的居眠り」をする
第5節 「休憩なし」はやる気をなくす
第6節 「終わりが見えない作業」はストレス
第7節 「できるだけ」「なるべく」は通用しない
第8節 ピグマリオン効果を活用する

第8章 男が怒る理由は2つしかない

第1節 どうでも良いことに人を使うな
第2節 夫の決定を反故にする妻
第3節 質問に答えている最中に話題を変える
第4節 男を怒らせる行動ベスト10
第5節 資源の浪費には「怒り」
第6節 尊厳の否定には「恨み」
第7節 怒りを利用する人もいる
第8節 まとめると、たったこれだけの話

あとがき:他人を軽く見れば、あなたも軽んじられる


2016年10月15日土曜日

KPDならゼロコスト10日で出版できる



さっそく、今回の本が電子書籍となりました。2016年10月24日発売予定です。

なぜ男は「そんなこと」で怒るのか: 解決脳と認知資源 - 男が怒る理由は2つしかない





企画を思いついて第一稿を書き上げるまで約2週間。

アマゾンKDPにアップロードして細かな修正を加え、表紙を作ってもらうのに1週間弱。

アマゾンの審査を通して売り出されるまで10日。

トータルで約1か月でした。



ちなみに紙の書籍のほうは、いろいろ相談させていただきながらフィードバックをもらっています。

もちろん、これほどのスピード感はありません。

紙の出版はまだ企画として動いていないのに、電子書籍のほうは販売しながらフィードバックを得られる態勢が整ったのです。



今回の作業で面白かったのは、自分で電子書籍の出来を見ながら何度も原稿に修正を加えたことです。

ワープロの原稿と書籍の仕上がりが違うのは良くある話です。

紙の出版だと章や節の字体を変えたり、図表を打ち直したりして、修正原稿を何度もやりとりします。

同時に誤字脱字はもちろんのこと、細かな表記を修正したり、漢字や送り仮名を統一したりなど、何人かの間でやるのでかなりの重労働です。

第一稿を提出してから、早くても数か月の時間が経ってしまいます。



しかしKDPなら自分で最終形を確かめながら、どんどん修正して行けます。

字体を変えたり、文字の大きさを変えるなど、何度もトライしてやり直すことができます。

図表やイラストは、自分が描いたまんまです。

出来上がった本が「思ってたのと違う」ということはありません。

思い通りになるまで、何度でも修正すれば良いのです。



今回の作業でコツを覚えましたので、次は最初からKDPを意識したスタイルで書きます。

修正作業はかなり減るでしょう。

第一稿の仕上げに入る前に表紙を依頼し、KDPに情報を入力して保存。

第一稿が上がったらさっそくアップロードして、イメージに近くなるまで修正を繰り返します。

OKになれば表紙をつけてアマゾンの審査に提出。

第一稿を書き終わってから販売まで、やはり2週間というところでしょうか。

その間にマーケティングを行い、あとは結果を見るだけです。



ここまで自力で進められるなら、私が手を止める理由はありません。

門外漢でもお遊びでも、思ったことを書いて出版するだけです。

企画して執筆してマーケティングして販売して、さらに紙の出版まで辿り着けるかどうか。

成功も失敗も、すべて自分の責任。

印税は35%か70%なのですから非常にやりがいのある仕事、そして「知的なゲーム」です。






これまではブログやメルマガで収益を上げる人はほんの一部でした。

私も一応殿堂入りメルマガと、累計アクセス100万越えのブログを持っています。

しかしそれらを本にして、収益化しようと考えたことはありませんでした。

さんざん努力した挙句に本にならなかったときの時間と労力がもったいないと思ったからです。



しかしKDPを使えば、出版・配布・在庫コストが限りなくゼロになります。

企画がどこにも受け入れてもらえず、原稿が無駄になることはありません。

売れなくても損失とはならないので、書いた原稿を本にしない理由がありません。

自分のブログを再編するも良し。

新たな情報を加えて書き下ろすも良し。

誰も買いそうにないマニアックな作品を作るも良し。

あらゆる作品にとって、世に出る可能性が開けたわけです。







2016年10月12日水曜日

紙の出版は「失敗できなくなった」


いわゆる出版不況で、昔と変わってきたなと感じることがあります。

以前は各社とも、たとえ失敗に終わっても新しいことや野心的な企画にチャレンジする余裕がありました。

何度も挑戦しているうちにニーズを見つけたり、良い筆者を発掘できるさという長期的な視点を持てたのです。



しかし本が売れなくなると、「確実に売りたい」と思う気持ちが強くなります。

売れ筋のテーマや、売れ筋のタイトルを後追いすることになります。

もし売れないと、企画を押した編集者さんの立場が悪くなります。

どうしても「守りに入ってしまう」のではないでしょうか。



これはしょうがないと思います。

活字中毒の私は、読む文字数は昔より増えています。

しかし本の購入に費やす金額は減っているのです。

どうしても手元に置きたいものは紙の本。

サッと読んで後で見直す可能性が低いなら電子書籍。

あとの調査はネットで済ませてしまいます。

このような人は多いのではないでしょうか。



したがって紙の本だけ見ていると、


利益が出ない
 ↓
新しいチャレンジができない
 ↓
市場や著者が開拓できない
 ↓
コンテンツがネットに流れる
 ↓
利益が出ない


という悪循環に嵌っているように見えるのです。



しかし著者としての立場から言うと、紙の本は執筆以外の労力が大きいのです。

  • まず、企画を受けてくれる出版社・編集者を探さなくてはなりません
  • しかし売れないと、頑張ってくれた編集者さんの立場が悪くなります
  • だから最初から売れる本を意識しなくてはなりません
  • 斬新な企画、遊びの企画が通る可能性は低いです
  • 別のジャンルへの挑戦は、ブランド価値の毀損リスクがあるのでイヤがられるでしょう
  • 校正・出版まで時間がかかります
  • タイトルを間違えたら売れません
  • ターゲットを間違えて宣伝すると効果が出ません


これらの条件を一度に揃えるとなると失敗は許されず、偶然の要素も大きくなります。

試行錯誤をしながら金脈を探ってゆくような地道な努力はできません。

「完成度が高く、確実に売れるものを一発で出さなければならない」

そう考えると、原稿を書くこと自体が億劫になってしまいます。

私はブログやレポートはいくら書いても苦にならないのですが、紙の出版を前提にするといきなり筆が進まなくなってしまう性格なのです。




正直なところ、書いた本がどれぐらい売れるかは自分でもわかりません

未知の領域に思い切って踏み込むと、思わぬ層の人々が買ってくれて重版がかかったりします。

逆に自分では傑作だと思っても、売れ行きはからっきしだったりします。

別のタイトルだったらもっと売れたのかな、などと後ろ向きで意味のない空想をしてしまいます。



ですから「出版の前に市場調査をできれば良いのに」と、昔から思っていました。

読者はこの本の中で、どのテーマや文章に共感するのか。

どんな人がどんな目的で、何冊ぐらい買ってくれるのか。

それらを確かめながら修正し、完成度を高めて行きたいのです。



そして今回、アマゾンのキンドル・ダイレクト・パブリッシング (KDP)というものを知りました。

実はある企画について相談している合間にこれを思い出し、ちょっと調べようと思っただけでした。

しかし読んだだけでは理解できないので実際に原稿をアップロードしたところ、電子書籍がすぐに出来上がってしまったのです。



これはすごい、と思いました。

電子書籍という現物があれば、その実績や反応を企画・マーケティングに生かすことができます。

とりあえず「マイ書店」で作品を売りながら、編集者や出版社と企画を詰めることができます。

遊びや野心的な企画も、手軽に行うことができます。

全く反応がなければ「紙で出版しなくて良かったね」と胸を撫でおろします。



今は売れない作品でも、タイトルや構成を工夫すれば売れるようになるかもしれません。

時代を先取りし過ぎてお蔵入りになった作品も、何かのきっかけで日の目を見るかもしれません。

いろいろ試行錯誤をしながら、時間をかけて金脈を探ることができます。

そして何よりも大きいのは、

出版までの労力が激減して執筆意欲にブレーキがかからなくなった

ことです。

私のコンテンツを「末端からマスへ」乗せるための、強力な武器を得たのです。



2016年10月11日火曜日

コンテンツは末端からマスに



しかしネットの登場で、あらゆる産業に革命が訪れました。

  • コストの安さ
  • 情報伝達の速さ
  • 相手の意見を聞ける双方向性
  • すぐに修正できる柔軟性

どれをとっても、従来メディアをはるかに上回る革命的な武器だったのです。



ネットが登場したときから、あらゆる業界で「中抜き現象」が起こることは予想できていました。

人と人、業者と消費者などが直接繋がり、間に立ってフィルターをかけたり交通整理していた人々が不要になったのです。

今ではメールも、同級会の連絡も、旅行の予約も、銀行振り込みも、プレスリリースも、ニュースも、宣伝でさえすべてネットです。



メディアも例外ではありません。

ネットでは価値のある情報やツールが、ほぼタダで手に入ります。

玉石混交の書き込みの中から真実や法則を推測する作業は、知的興奮にあふれています。

相手の嘘や思考癖を見抜いて評価する技術は、ネットで磨くのが一番です。

人々のメディアリテラシーは飛躍的に向上しました。

これまで受け身でしかなかった「情報の消費者」が自ら情報を発信し始めました。

  • ホームページ
  • ブログ
  • ツイッター
  • 動画

誰もがカメラやマイクを持ち歩き、すぐにそれを世界に発信するプチメディアとなったのです。



かつて、マスメディアは「情報の門番」として権力を振るっていました

ひとつの意見があたかも正しいように取り上げ、世論を誘導することができました。

たとえ「嘘」であっても、彼らが報道すれば「事実」になったのです。

しかし今や、マスメディアの嘘・矛盾・隠蔽はすぐ暴かれるようになりました。



近年では大昔にネットで流行した動画や物語が、テレビなどで取り上げられるようになりました。

ネットという巨大な精錬所で勝ち残ったなら、マスメディアに乗せても間違いありません。

中抜き現象が進み末端が力を持った結果、逆に末端からマスに吸い上げられるコンテンツが増えたのです。



それと同じ流れが、出版業界にも来ているのだと思います。







2016年10月8日土曜日

いつでも本が近くにあった



小さな頃から、本屋や図書館が大好きでした。

置いてあるシリーズものを片っ端から読破するのが快感でした。

人口2万人の小さな町の本屋では、ツケで何冊でも買ってよいと親に言われていました。

若い頃は体力があったので、本屋に寄って3-4冊立ち読みをして頭に入れたあと、1冊だけ買って帰りました。

カネがなければ6時間立ち読みし、買わずに帰るような狼藉者でした。

古本屋でメジャー作家のマイナー作品を見つけるような楽しみ方もしていました。

今でも本屋を待ち合わせ場所にしておけば、数時間待たされてもあまり怒らないでしょう。



本屋や図書館は、自分にとって宝島なのではないかと思います。



もちろん上には上がいることも知っています。

蔵書保管のためだけに一軒家を借りている人がいます。

神田神保町あたりをうろついて、価値ある古書を発掘する人がいます。

毎日プロとして何十万字も読む人がいます。

そのような「筋金入りの本好き」には到底かないません。

私レベルだと、どこにでもいる「軽い活字中毒」の日本人なのです。



「何かを書いて名を残そう」と、思っていたわけではありません。

しかし私は昔から、図表と文章を書いて考えを整理する習性がありました。

PCで文章が書けるようになると、その編集性と再現性に感動しました。

水を得た魚の気分でした。



自然と書き物が多くなり、自分だけのメモとして埋もれさせるのが惜しくなってきました。

せっかくだから本にしようと思い、近くの東洋経済さんに持ち込みました。

なんとそれが企画を通り、初原稿からメジャー出版という縁に恵まれました。

その付き合いは今でも続いています。

今では考えられない蛮勇、そして僥倖だったと思います。




電子書籍セルフ出版の衝撃 (KDP-Amazon Kindle ダイレクトパブリッシング)

Amazon Kindle ダイレクトパブリッシング という仕組みを使い、電子書籍をセルフ出版します。

感度の高い知人たちはすでに数年前にトライしていましたが、私はその仕組みを知らずにいました。

遅れ馳せながら「こいつあスゲェや」と感じたことを書いて行きます。